ハンマー持って珍道中 vol.2
2002年10月12〜14日
またまた行ってきました．ひろゆか探検隊の様似ツアー．さすがに４度目ともなると余裕ですね．（ホントかな？）走った距離は565キロ．思いっきり遊んだ３日間です．
出発の朝
家から高速入口まで30分かかってしまいました．そのあと苫小牧までは25分で着いたというのに．
富川ドライブイン
ついに「ししゃも」にご対面！ししゃもの旬は，この時期だったんですね．思わず買いこんでしまいました．（まだツアーは始まったばかり）ししゃも，のり，わかめ，とろりんこ，おしゃぶりこんぶ，こんぶあめ，おつまみこんぶ．買いすぎ．
三石
知る人ぞ知る，隊長の方向音痴．なのに，ナゼか道を尋ねられます．それも，旅先で．今回は，ここ三石にて．「パークゴルフ場はどこ？」（目の前なんですけど．）そんなこんなで三石川の河原で
Lunch time ．１時間弱遊んだところで，車にもどると「あ〜っ！！！これはっ！」今から探しに行こうと思っていた actinolite が駐車場の砂利に埋もれてる！う〜ん．どこに行けばこんなきれいなのがあるんだろう？誰か教えて．．．その後，Actinolite
を探しに行くも，先程の砂利よりきれいなものは見つからず．さあ，気を取り直して，次に目指すはmonchiquiteの山．
浦河
確かこの辺りだったハズ．車を路肩に止め，山道へ入って行くと．『爆薬庫・立入禁止』の看板．うわっ違う，違う．あわてて引き返す．もうちょっと進んで，あっココ，ココ．『クマに注意！』だって．また鈴忘れちゃった．「ゆか隊員，何か光ってますよ！」「！」「スゴイ，スゴイ．ガラスかと思ったら全部雲母だ．雲母の山だ．六角形の宝石．」「今度来る時は，ふるい持ってくる．」そうつぶやきながら雲母のカケラを一粒一粒拾うゆか隊員なのでした．山にへばりついて離れられません．そろそろ行こう．明るいうちに様似に着きたいな．
様似
駅の観光案内で宿の場所を確認．エンルム岬の近くというのは，わかったのですが，なんだか，わかりにくそう．とりあえず，そのままアポイ山麓自然公園へ向かいます．海に沈む夕日を眺めるのはあきらめ，暗くなるまで公園遊び．アポイ山荘の温泉に入って，宿へ．まだ６時なのに，もうまっくら．満天の星空です．
二日目の朝
ぐ〜すか寝て起きると，およっ，曇り．まっいいか．いよいよ今日はアポイ岳登山です．さて，どんな服装で行けばよいのかわからず，悩みます．樽前山に登ったのは，ちょうど一ヶ月前．あの時は，寒くてブルブル．でも樽前山より200m低い．でも高山植物が育つ山って．．予想最高気温は18℃．雨具，防寒具，あとはお弁当，飲み物，おやつを持って，いざ出発．
アポイ岳登山
途中で仲良し６人組と一緒になって，励まし合いながら山頂を目指します．毎年，体育の日にアポイ岳登山をしているそうです．ガイドが見つかってホッと一安心．なにぶんはじめての山なので，不安がいっぱい．熊注意の看板も多いし．．そうそう，アポイ岳の解説もしてくれました．アポイ岳は，かんらん岩でできていること．それは，とてもめずらしい石だということ．そして，それはすべりやすいので注意，などなど．ふむ，ふむ，ふむ，ふむ，どういうリアクションをとろうかと思う間に，まもなく天気は快晴に．みんな，ごきげんになって，難しい話はもういいから，と解説は終わってしまいました．あらら．歩く距離は長いけど急なところはそんなになくて，森の中を散歩してる感じで気持ちよかったです．山頂まで３時間半．みんな，がんばったね．お天気が良くて，景色が良くて，ゴジュウカラの群れを見たり，ちっちゃいネズミを見つけたり，楽しかったね．頂上で１時間程のんびりしてから下山．とっとこ，とっとこ下りは早い．隊長が遅かったのは，疲れたからではありません．石を探しながら歩いていたからです．上りも下りもず〜っと探しましたが，お気に入りは見つかりませんでした．途中の川でザリガニを見つけました．ゴールでは，シカの親子がお出迎え．下りは２時間半．計７時間の登山の後，隊員二人は何事も無かったかのように，いつも通り麓の公園で遊びます．そろそろ行こう．今日も夕日はあきらめ，温泉へ寄って宿へ戻ります．この温泉の露天風呂は，かんらん岩がいっぱいなのですが，行くのがいつも夜なのであんまりよく見えません．
夕暮れ
明日の天気は，晴れ．予想最高気温は，21℃．全道一あたたかです．海で遊んでから川遊びかな？そういえば，暗くてよく見えませんでしたが，海はすごい波でした．
三日目の朝
さあ、早く出発しよっ！今日の予定は、ニカンベツ川で川遊び．あとは帰るだけです．宿の精算をすませるとおみやげに様似ラーメンを持たせてくれました．わ〜い！
エンルム岬
宿のそばの漁港公園でひと遊びしたあと，エンルム岬へ行ってみます．す・す・す・すごい波！前回来たとき，お弁当を食べた防波堤は波の中．
ニカンベツ川
この林道を走るのは二度目ですが，途中泣きたくなるほど怖いところがあるのです．あ〜，やっぱり去年と同じ．というより更に道が狭くなっている気がします．路肩が崩れ落ちているのです．前回は，どこまで行けるのかわからないまま，おっかなびっくり進んで観楓橋のところで引き返しました．今回はもっと上流，ロープが張って行き止まりになってるところまで行きました．うわっ．石が全部，おだんごトーナル岩．おむすびかんらん岩も．ゆか隊員がザリガニを発見！ここでの〜んびり遊んでいくことにしました．
通行止め（富内−福山）
帰り道．え〜ん！またしても．ここは去年も通行止めだったところ．どうしても通らせてくれないみたいですね．あきらめて穂別−夕張経由で帰ることにします．穂別のあたりで日が沈み，夕張を通過するころには，もうまっくらやみ．あとはひたすら札幌目指して走るだけです．午後6時45
分．札幌着．たくさんの思い出を抱えて今回も無事帰ることができました．